イギリスの文化について
イギリスには日本にはない独特の文化が根付いているため、文化の違いを理解するのは大切なことです。
まずイギリス人は世間話をする際に天気を話題にすることが多いという特徴があります。
イギリスというのは社交辞令として天気の話をしたがる傾向があり、たとえば日本はどのような気候なのか質問されることも多いでしょう。
これからイギリスに留学しようと思っている方は、まずは天気や気候に関する単語や表現を覚えておくと良いでしょう。
そうすれば、初対面の人とでもスムーズにコミュニケーションを取れるようになります。
イギリスはパブの文化が発達しているのが特徴的であり、たとえば仕事帰りに気軽に立ち寄って、そこでビールを飲んでいくという人は多いです。
パブの中でスポーツ観戦をしたり、軽食を楽しむような方もいます。
パブといってもさまざまな雰囲気のお店が集まっており、その違いを楽しむことができるでしょう。
イギリス人と仲良くなりたいなら、みんなでパブへ行き、そこで意気投合すると良いでしょう。
日本でも話題になることが多いぐらいであり、イギリスでは王室に関する話題はとてもメジャーなものとなっています。
日本人にとっての皇室以上に存在感があると考えても良いでしょう。
王室の人たちがどのようなことをしたのか、それらはニュースで頻繁に報道されて、国民全員がそれに注目しているという文化があります。
イギリスの文化の特徴
イギリス人というのは自国の歴史や芸術、文化といったものに誇りを持っています。
島国であり、昔からの長い歴史を誇るイギリスであるために、このような文化が形成されたのでしょう。
たとえば、イギリスにはたくさんの博物館や美術館があり、常に多くの人が訪れています。
大英博物館のような有名なスポットだけではなくて、あまり知られていないマニアックな施設もたくさんあるのです。
さらにそれらの文化施設や芸術施設のほとんどは低料金か、あるいは無料で中に入れるところばかりです。
これらの施設に対しては寄付金がたくさん集まっており、国民全員で支えていくという土壌が育っているのです。
文化に対する投資を惜しまないという国民性があり、これが国としての豊かさを示しています。
たとえ小さな子供であっても、施設の中でおとなしく芸術作品を鑑賞している姿が見られます。
イギリスは日本とはかなり食文化が異なっているのが特徴的であり、自虐的にイギリス人がまずいというほど世界的に見てもイギリス料理は美味しくないことで有名です。
また、そもそもイギリス人たちは自分達が努力して料理の味を改善していこうという気持ちが薄いようです。
食事に対してそもそも日本人ほど大きな関心を示していないという文化的な違いがあるのです。