英会話教室に通っているけれども、なかなか英語スキルの上達した感じがないと思っている人はいませんか?
これはみなさんの能力に問題があるとは限りません。
実は英会話教室に時間やお金を掛けて通っても、それに見合う成果が出ない傾向がみられるのです。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
その理由として、以下で紹介する3つの要因があると考えられます。
やった気になってしまう
英会話教室の最大のデメリットといってもいいかもしれません。
毎週数時間レッスンを受け続けることで、自分がしっかりと英会話の勉強をやっていると誤解してしまうのです。
しかし週に何時間が勉強をしただけで、英会話は簡単にマスターできるものではありません。
そこで英会話教室に通っているという事実だけで決して安心しないことです。
「自分はまだまだ勉強が足りない」という危機意識を持って、勉強するように心がけることです。
この危機意識を持っていないとだらだらと英会話教室に通って、お金と時間を無駄遣いすることにつながります。
ただ通うだけの生徒にならないことです。
インプット量が少ない
英会話教室に通っている生徒を見てみると、初級者レベルが大半のようです。
初級者を見てみると、そもそも英単語や英語の決まり文句のボキャブラリー量が絶対的に不足している傾向が見られます。
英単語や決まり文句が分からないと、英会話はなかなか上達しません。
そもそも話すという行為は、英単語やフレーズの知っている知識をアウトプットする場です。
アウトプットできるものがなければ、いくら英会話教室に通っても上達しないわけです。
そこでまずはインプットをしっかりと行わないといけません。
TOEICという英語のスキルを評価する試験のあるのをご存知でしょうか?
このTOEICで少なくても600点以上のスコアを持っていないと十分なインプットに達していないといえます。
600点未満であれば、そもそも会話できるレベルには達していないと思うべきです。
インプットは英会話教室で学ぶべきではありません。
自分一人の方がむしろ効率的に学習できると思って下さい。
柔軟性に欠ける
英会話教室ではある程度会話できるけれども、他のシチュエーションになると会話できなくなるという人は多いです。
なぜかと言うと、英会話教室はある意味特殊な環境にあるからです。
英会話教室ではある程度決まったトピックに関して話をするので、会話しやすいです。
また相手の外国人講師も生徒というお客さん相手、しかもあまり英語の話せない人と会話しているとわかっているので真剣に耳を傾けてくれます。
しかしこのようなシチュエーションは日常生活ではなかなかありません。
皆さんの世間話をイメージすれば分かるはずですが、トピックに制限はありません。
どのような話にも対応できないと、なかなか日常の会話ができないわけです。