イギリスの大学の特徴とは
イギリスは世界でもトップクラスに大学が充実している国であり、歴史と実績のある名門大学が多数あります。
世界の大学ランキングが毎年発表されていますが、その上位校のほとんどはイギリスの大学が占めているほどです。
そのため、世界中からたくさんの留学生がイギリスに集まっており、最先端の教育や研究が行われているのです。
イギリスの大学は3年制となっているのが特徴であり、いきなり専門的な教育を受けることになります。
そのため日本の高校を出てからイギリスの大学へ留学したいなら、まずは予備コースに入って基礎的な科目を履修するのが一般的です。
そのあとに、それぞれの専門に応じて大学へ進学して、すぐに専門的な教育を受けることができます。
イギリスには約100校の大学が存在しており、そのほぼすべてが国立大学となっている点が大きな特徴です。
大部分が私立大学であり、大学が乱立しているような日本とは状況が大きく違うのです。
大学の中には歴史のある伝統校と、新しくできた職業教育を重視している新規校の2種類があります。
特定の分野に関して専門的な教育を行っている大学もあり、学校ごとに個性があります。
アメリカと違って、編入や専攻変更などについてはあまり自由度は高くないため、しっかりと計画を立てて、留学先を決めることが大切です。
最近はイギリスにおいて留学生の受け入れを重視するようになってきたため、さまざまな制度が整えられています。
イギリスにある有名大学
イギリスには世界中でその名が知られている有名大学がたくさん存在しています。
ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などは超エリートの通う大学として有名でしょう。
卒業生は各方面において華々しい活躍をしているのが特徴であり、存在感を放っています。
ケンブリッジ大学はなんと創立してから800年以上もの歴史があり、これまでにノーベル賞を受賞した卒業生が80名以上もいます。
各界の著名人がケンブリッジを卒業しており、エリート中のエリートが集まる学校なのです。
学寮制となっており、学生は31のカレッジから自分の希望する場所を選び、さまざまな学問を学ぶことができます。
オックスフォード大学はイギリス国内における最古の大学であり、38のカレッジと6の学生寮から構成されています。
世界中の国から留学生を受け入れており、学部生の1割、大学院生については半数以上が留学生となっています。
イギリスで最も大きな規模の総合大学はロンドン大学であり、こちらは1836年に創設されました。
セント・アンドリューズ大学は1413年に設立されたかなり古くからの歴史のある大学であり、小さな町の中に位置しています。
留学生がたくさんいて、町の人口の大部分を占めているのが特徴となっています。
このようにイギリスには個性的で歴史のある大学がたくさんあるのです。